医療、福祉に貢献するために

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~ 株式会社メディチュア Blog

2012/12/14

今週末は選挙戦一色??

西日本の駅で見た光景。

えびかに合戦!?

 
さるかに合戦ではなく、エビとカニが合戦を始めたとは物騒な。世間は選挙戦で一色かと思ったが、こちらは美味しそうな戦いだ。甲殻類好きにはたまらない。

改札を抜けようとしたら、今度は、かにカニエクスプレスの文字が。

 

かにカニエクスプレスとは、語感が良い。しかも、この企画、JR西日本の冬の恒例人気企画らしい。

今回、選挙戦では、自民、民主に加え、第三極の維新、未来、そして、公明、社民、共産といった既存政党間の熱い戦いになりそうだが、カニの戦いも、なかなか激しい模様。パンフレットによると、行き先は、北陸版、城崎温泉・天橋立版、山陰版と3種類用意されている。北陸であれば、越前海岸、東尋坊、山代・山中温泉、敦賀といったコースが選択できる。日本海側のカニ産地・温泉地の激戦だ。各政党(産地・施設)の政策(料理)も趣向を凝らしている。茹でがに、焼きがに、かに刺し、かにしゃぶ、かにすき、かに茶碗蒸し、かに雑炊、かにご飯、かに味噌汁、などなど。ただ、本当の選挙戦同様、政党間の政策の違いが見えにくい。写真ではどれも美味しそうだ。

あー、おいしいカニが食べたくなってきた。

突然だが、そんなカニから、健康食品がたくさん作られていることはご存知だろうか。

正確は、カニの甲羅から、健康食品の成分として有名な「キチン、キトサン」や「グルコサミン、コンドロイチン」が作られている。(代表的な原料のひとつがカニ甲羅であり、それ以外の原料もある)

キトサンはトクホ(特定保健用食品)になっている(参考: 公益財団法人 日本健康・栄養食品協会のホームページ)。でも、キトサンについて国立健康・栄養研究所のホームページを見ると、
俗に、「免疫力を助ける」、「血圧を下げる」、「血中コレステロールを下げる」などといわれているが、ヒトでの有効性・安全性については信頼できるデータは見当たらない。(国立健康・栄養研究所 健康食品データベースより 
厚労省(現在は消費者庁に移管)でトクホと認めておきながら、厚労省所管の独立行政法人である国立健康・栄養研究所のデータベースでは「などと言われている」「信頼出来るデータはない」と、まるで怪しいもの呼ばわりである。この矛盾は、トクホ制度自体の問題でもある。客観的に、トクホ制度は製品を売る側の意向が強く働いているように思う(なぜそう思うかは後日に)。国立健康・栄養研究所は中立性、独立性があると信じるならば、キトサンだけでコレステロールの低下は残念ながら期待できない。

グルコサミンも同様に、国立健康・栄養研究所のデータベース(グルコサミン)によると、
(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)・経口摂取で有効性が示唆されているのは、骨関節炎に対する塩酸グルコサミンと硫酸グルコサミンの作用、顎関節炎に対する硫酸グルコサミンの作用である。・重篤な長期にわたる骨関節炎の痛みを緩和する目的には、硫酸グルコサミン経口摂取は効果がないことが示唆されている。
とのこと。このデータベースでも引用されている、比較的信頼性の高いBMJの論文(メタ解析がなされている)を見ると、
Conlusions: Compared with placebo, glucosamine, chondroitin, and their combination do not reduce joint pain or have an impact on narrowing of joint space. Health authorities and health insurers should not cover the costs of these preparations, and new prescriptions to patients who have not received treatment should be discouraged.
とのこと。懐疑的な結果になっている・・・。どの情報を信じたら良いのか。少なくとも「売り手」の情報だけを鵜呑みにするのは避けたい。

カニ甲羅からできているキトサンやグルコサミン(サメ軟骨など、それ以外の場合もある)。それゆえ、カニアレルギーの人は注意が必要とのこと(精製の過程でほとんどアレルギーの原因となる物質は分解されてしまうとのことだが、何か異変があった場合には服用を即止めるべき)。

あー、カニ食べたい!!

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