医療、福祉に貢献するために

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~ 株式会社メディチュア Blog

2013/04/18

葛根湯信者とねぎ味噌湯信者

風邪をひいた時、風邪薬を飲む、葛根湯を飲む、熱さまシートを貼る、熱い風呂に入る、はたまた、何もしない等々、様々な民間療法があふれていると思うのだが、正直、民間療法に明確なエビデンス(証拠)があるものはほぼ無いといっても過言ではない。そもそも風邪なんて3日もすれば治るものがほとんどで、葛根湯を飲んで良くなったのか、ただ単に自然治癒したのか区別がつかない。

でも不思議なもので葛根湯はベストセラーになっていて、富士経済グループの2009年のレポートによると、一般用医薬品市場で年30数億円の売上を誇る商品とのこと。

身近なところ(家の中)にも葛根湯信者がいた。風邪をひくと、どういうタイミングか分からないが、せっせと葛根湯を飲んでいる。そして、それ以外の風邪薬は飲まないらしい。これで長年すごしてきているわけで、何かしら効いているのかもしれない。

かく言う自分も、かつて、ねぎ味噌湯の効果が絶大だと信じていた時期があった。飲んだら身体がぽかぽかして、そのあと高熱がさーっと下がり、劇的な効果だと思った。もちろん、それが原因で下がったかどうかは、まったく不明だ。

こういった民間療法。信者がいるからにはそれなりの根拠がありそうだが、おそらく漢方薬は別として、それ以外の民間療法にエビデンスを期待するのは難しいように思う。ただ、24時間継続して体温や血圧を計れるデバイスが身近になり、個人で持つことが出来たら、ねぎ味噌湯を飲む前後の体調の変化を調べることができる。もちろん飲まない人の体調も調べられる。これが1人分のデータでははっきりとしたことは分からないが、100人、1,000人、100万人とデータのボリュームが増えてくると違ったことが見えてくるかもしれない。つまり、民間療法の治験を一般市民が勝手に行う時代がそのうちやってくると考えている。

ねぎ味噌湯が、いつの日か圧倒的な市民権を得る日を夢見ている。ついでに、「バカは風邪引かない」のエビデンスが揃う日も、いつかやってくるに違いない・・・。

どなたか、24時間体温が計れるデバイス、もしくは、体温を計る度にパソコンやWEBにアップできるデバイス(婦人体温計のような1日1回分をアップするものは知っているのですが、1日複数回記録・アップできるものが欲しい)をご存じないですか? もしご存知の方がいたら、教えてください。

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