2013/05/23

フリーアクセスだからこそ積極的な開示を

昨日の中医協DPC評価分科会(資料はこちら)の議論の結果、機能評価係数Ⅱへの「病院指標の公開」に対する係数追加は見送られることとなりそうだ。昨年12月の分科会で提示された原案は悪くないように思ったのだが(その内容に関するブログは、こちら→http://meditur.blogspot.jp/2012/12/dpc.html)。

家庭医がゲートキーパー(ゲートオープナーと表現される方も)の役割を果たしているイギリスでは、病院の情報開示に非常に積極的だ。日本はフリーアクセスなのだから、それ以上に積極的に開示してもよいのではないだろうか。すでに積極的な開示を行なっているところは診療報酬には関係なく価値がある・意味があるという信念で労力を割いているように思うだけに、何かしら報われてもよい気がする・・・。