2013/12/21

昨日立ち上げられた「DATA.GO.JP」

日々の業務で、厚生労働省の統計情報を使う。今は、どこにどのようなデータがあるか知っているだけで、ちょっと優位性があり、ビジネスとして成り立たせる上で、この『優位性』が大事だったりする。

以前は、製本された資料のコピーやスキャンなどの手間が必要で、入手するまでの苦労に応じ、その価値がついていた。しかし、インターネット上で統計などが公表されるようになり、入手すること事態に対する価値はなくなり、どこにどういう情報があるか、ということに価値の大半が移ってきた。しかし、その価値すら、今、無くなろうとしている。どこにあるか情報が整理されだすと、もはやその価値はない。

昨日、DATA.GO.JPというサイトが立ち上げられた。

DATA.GO.JP

情報のありかが開示され、容易な加工性が担保されると、これまでの価値はほとんど無くなる。これからは、情報を使って何をするか、という本質的なところの真価が問われることになる。以前、APIが公開されたときにもブログで記事にしたが、オープンデータという流れは、この先、当たり前のことになるだろう。『昔はPDFでしかデータを開示してなかったんだって。ないよね~』とか『もっと昔は紙しかなかったときもあるんだって。ないないない~』と笑い話のネタになるに違いない。

DATA GO JP