2014/01/22

病院関係者におすすめしたい「ペンギン」と「チーズ」

次期診療報酬改定の方向性がほぼ固まった。7対1入院基本料は、看護必要度のA項目見直しと、平均在院日数の見直し(短期入院の除外と「90日超」の特定除外患者の算入)により、相当ハードルが高くなる。ハードルをクリアできない病院は、7対1から亜急性期病床に変更するか、7対1から10対1や13対1に変更するといった対応をするか、患者確保のための連携を強化し効率化を図るか、いずれかになるだろう。

診療報酬改定と、現場で提供している医療行為や病気自体には関係があるわけではない。改定がどうなろうと、現場の医師は経験・知識に基づき信念を持って医療を行うだけである。でも、診療報酬を気にしないわけにはいかないし、気にしなければ、病院がより一層苦しい状況に追い込まれてしまう。にもかからわず、協力的でない医師やスタッフが多いことも事実だ。

危機的状況に対し、病院職員全員でビジネス書や自己啓発書を読んだりするのもいいだろう。でも時間がない、読書は好きでない、といった人がいても、下の2冊なら大丈夫。いまさらですか!?と言われるであろう「チーズはどこへ・・・」も含まれる。

画像: amazon.co.jp


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どちらも30分強もあれば読み終わる内容だ。これらを診療報酬改定前に読ませると、職員が改定について熱心に考えるようになる気がする。

余談だが、「チーズはどこへ消えた?」の作者であるスペンサー・ジョンソンは医者だ(ペースメーカーの研究者で発明なんかもしているようだ。詳細は下記英文参照(出所:http://www.whomovedmycheese.com/SpencerJohnson.html

His education includes a B.A. degree in Psychology from the University of Southern California, an M.D. degree from the Royal College of Surgeons, and medical clerkships at The Mayo Clinic and Harvard Medical School.
Dr. Johnson was the first Medical Director of Communications for Medtronic, the original innovators of cardiac pacemakers; Research Physician at the Institute for Inter-Disciplinary Studies, a medical-social think tank; Consultant to the Center for the Study of the Person, and to the School of Medicine, University of California San Diego; Leadership Fellow at the Harvard Business School, and is currently an Advisor to The Center for Public Leadership at Harvard's Kennedy School of Government.