2014/05/29

あべのハルカスを見ながら考える「患者の抱え込み」

病院は便利なところにあるに越したことはない。駅直結、広大な駐車場かつ建物まで歩かない、などなど、理想は尽きない。

しかし、現実問題、すべてを満たすことは困難だ。

市中心部にあった病院が、建替を理由に郊外に移転することで、駅近く・市街地を犠牲にし、広大な駐車場を手に入れた。一方、市街地にあった工場跡地へ病院を移転させ、駅近く・市街地を手に入れた一方で、敷地の広さゆえ、駐車場は狭くなった。そんな事例はたくさんある。

大学病院が駅前にあるケースも多い。何度も通う人にとったら非常にありがたい。でも、逆に言うと、何度も通うことが当たり前になっているケースが多いのだろう。大学病院でしか診れない者以外は、地域の病院・診療所に患者を返すべきなのだが・・・。

あべのハルカスの手前に見える大阪市立大学病院

あべのハルカスの目と鼻の先に大阪市立大学病院がある。通うなら便利なところだ。大阪には土地勘がないのだが、天王寺は様々な路線が混じっていて、交通の便が非常に良い。その駅そばに大学病院がある。

「何度も通う」という現在の常識、いずれ変わるのだろうか。医療制度であれこれ考えるのも大事だが、正直、患者側の意識の問題も大きいように思う。