医療、福祉に貢献するために

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~ 株式会社メディチュア Blog

2014/09/27

こどもが歯医者を選ぶ理由

昨日、『虫歯にならなければドレスや騎士の格好ができる「ご褒美の部屋」 』の記事で、柏の葉総合歯科の取組を紹介したが、そこまで大がかりなものでなくとも、こどものワクワクする気持ちを刺激できれば、嫌がることなく歯医者に通うことができそうだ。

とある歯医者さんでは、待合室に子供スペースが用意されていてDVDが流れているだけでなく、診療中にもDVDを観ることができるような仕組みが用意されている。この歯科クリニックに子どもを通わせている親に話を聞いたところ、『最初はこのような設備に目をひかれていたが、通っているうちに、設備以外の心配りによって子供たちが喜んでいることのほうに目がいくようになってきた。』とのこと。

その人の話では、フッ素を塗る歯ブラシの色を自分で選択して持ち帰れることや、永久歯に生え変わる乳歯を抜くときに入れるケースの色が選択できることなど、様々な心配りがあるとのこと。その中でも興味深かったのは、マジックショー(?)の話題。乳歯ケースを歯茎にあてた先生が魔法をかけると乳歯がいつの間にか抜けてケースに入っているという先生によるマジックショーのおかげで、抜くことを怖がっていたはずの子供が「歯医者の先生は魔法が使えるんだよ。」と興奮気味に話してくれたそうだ。また、別の子供は「今日はピンクの歯ブラシにしたんだよ。大人の歯がいっぱいだから小さいこのとは違うんだよ。」と自慢気に目を輝かせていたらしい。

おかげで子供たちは嫌がらずに歯医者に通ってくれ、通っていく中で虫歯になると痛い治療があり我慢が必要になること、虫歯にならなければ痛くなく、また自分の好きな色の歯ブラシがもらえ、歯磨きが大事なことを学んでいくのだろう。

さらに驚いたのは、心配りは子供だけでなく、親にも向けられているという話。忘れずに通うことができるよう、3か月くらいたつと来院を促すハガキが送られてくるというのだ。自分のようなずぼらな親でも安心だ。ハガキがきたら予約をいれれば定期的に虫歯予防ができるのである。歯科クリニックはコンビニより多い、などと言われているが、それだけ競争が厳しいことの裏返しの営業努力なのだろう。しかし、こういった子供に優しいだけでなく、親にも優しい歯医者は『予防』の観点では重要に違いない。

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