2015/05/14

ウェブサイトで見るならグラフィカルな方がいい

見えないものを見えるようにする。可視化の手段には、表やグラフにしたり、マッピングしたり、様々ある。ウェブサイトでも様々な可視化の事例を見ることができる。

例えば、これ。

価格.com - プリウス中古車の相場情報の可視化

価格.comの中古車の相場表だ。上のグラフはプリウスの例だが、縦軸・横軸の設定、色の付け方が絶妙だと思う。縦軸に価格帯、横軸に年式、色で玉数を表現している。

例えば、自分が120万円くらいでプリウスを探しているならば、H22年式、H21年式は選択肢が多く、それよりも新しいのは数少ないということが直感的に分かる。新しいのに安いということは、走行距離が長いか、何か特別の理由があるに違いない。この1枚で大体の相場観を掴むことができる。

医療情報の可視化も色々増えている。アメリカの院内感染発生率の評価を可視化した事例がこれ。(2014年10月~2015年9月まで減額措置のペナルティを受けている病院の可視化)
マッピングされているので、自分の近所に該当する施設がないか確認ができる。また、評価レベルごとに色・バブルの大きさを変えてあるので、その評価を受けている病院が全米で数が多いか・少ないか、といったことも読み取ることができる。

上記のニュース記事には、表も付いているのだが、断然地図のインパクトが強い。ウェブサイトではグラフや地図のようなものが好まれる。これはプレゼンテーションでも然りだ。

上記ニュースの元ネタ⇒ CartoDB · Maps by Healthcare Finance