2016/04/24

駅ビルに入る大学病院(クリニック) × ロボットスーツによる先進的なリハビリテーション

木~土曜まで、医療マネジメント学会等で福岡にいた。博多駅の博多口がとてもきれいになったと思っていたら、ちょうど、KITTE博多のオープン日だったらしい(金曜のローカルニュースで知った)。

そのKITTE博多には、福岡大学のクリニックが入っているらしい。

福岡大学博多駅クリニック|HAL®での運動療法や女性専門医療を行っています

医療の中身として、大学病院や高度急性期病院がアンテナショップ的に駅ビルに入れるクリニックとしては、女性外来や検査・検診などが一般的なものだろう。もちろん、福岡大もそこはしっかり押さえている。興味深いのがHALを用いたリハビリテーションだ。リハビリを選んだ理由は、利便性の良さだけではないだろうが、博多駅前は別格の利便性の良さだろう。(福岡大学病院や福岡大学筑紫病院も十分利便性が良い)

ちなみに、似た施設としては、あべのハルカスに入っている大阪市立大学のものが思いつく。偶然KITTE博多のオープン日に福岡にいたが、あべのハルカスのオープンの日にも偶然天王寺にいた。

2年前に撮ったあべのハルカスの広告(メディカルモール+大阪市立大学のクリニック)
あべのハルカスの診療内容もやはり女性外来や検診等だ。

MedCity21公式ホームページ大阪市立大学医学部附属病院 先端予防医療部附属クリニック

このようなクリニック。なぜ大学病院がやるの??と感じることもある。ただ、患者に魅力的な面があることはもちろん、働く医師にとっても魅力があると聞いたことがある。人材確保が大学・医療機関としての競争力の源泉となるのであれば、このような他と違った取り組みは重要なのかもしれない。