2017/04/24

健康増進で従業員向けにできること

企業は従業員に対し、健康診断やメタボ検診を受けさせたり、特定保健指導をしたり、様々な活動をしてる。厄介なことのひとつとして、一生懸命、企業がそういった取り組みを行っても、無関心な従業員が少なくないことだろう。

だから、数年前、ローソンは健診を受けない社員とその「上司」の賞与減額、という策を打ち出したのだろう。

ローソン、健診受けない社員とその上司の賞与減額  :日本経済新聞 ローソン、健診受けない社員とその上司の賞与減額  :日本経済新聞
行動を変える意味で、評価・給与に直結させるアイデアは悪くないと思う。しかしながら、この方法は、本質的な「健康増進」に対する価値の理解を促すものではない。

つまり、根本的な「健康増進」に対する理解を深める部分について、アクションを起こすべき・・・という意味では、なかなか効果的な取り組みをしている話を聞くことがない。(歩くことを推奨するような取り組みなどは多い)

このような現状を考えると、下記のようなアメリカの従業員向けのヘルスリテラシー向上のためのクイズサービスは、日本でも受け入れられる余地があるように思うのだが・・・。
Quizzify | Health Literacy for Empoyees Quizzify | Health Literacy for Empoyees
このQuizzifyの例では、従業員1人あたり月1ドル~1.3ドルくらいでサービスを利用できるので、お手軽のようにも思える。(ただ長期的に利用する価値があるかどうかはやや疑問) また、類似事例としては、Health IQというのもある。

Health IQ: Insurance for the Health Conscious Health IQ: Insurance for the Health Conscious 

こういったサービス、アイデアを輸入するハードルは非常に低いと思うのだが・・・。