2017/05/11

大学病院の脳梗塞症例増加から地域の課題を考える

昨日、CBnewsに記事を掲載いただいた。



この記事でボツにしたグラフの一部は、昨日のブログに。

「大学病院らしさ」には「国公立大学らしさ」「私大らしさ」があるのかもしれない - 医療、福祉に貢献するために 「大学病院らしさ」には「国公立大学らしさ」「私大らしさ」があるのかもしれない - 医療、福祉に貢献するために
脳梗塞は、救急搬送の受け入れや、急性期リハの提供状況、後方病床・施設との連携など、様々な課題が揃っている。そのため、経営課題等を把握する上での代表的な疾患として適している。しかしながら、大学病院はあまり脳梗塞を受け入れていないケースも多い。このような状況について、数年前からデータ分析結果を交えながら、様々な地域の医療関係者の話を聞いてきた。その中で、大学病院の役割が徐々に変化してきており、それを問題と感じて人や地域が出始めていることも事実である。そして、このような問題の議論には、感覚だけに頼るのではなく、データも重要ではないだろうか。