医療、福祉に貢献するために

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~ 株式会社メディチュア Blog

2017/10/29

習熟を要するロボット支援手術に対する評価は厳しい

ロボット支援手術と通常の腹腔鏡下手術で、コストやアウトカムなどを比較したJAMAの論文。

1つ目が腎切除術。2つ目が直腸がん切除術。

Outcomes and Costs of Robotic-Assisted vs Laparoscopic Radical Nephrectomy | Minimally Invasive Surgery | JAMA | The JAMA Network Outcomes and Costs of Robotic-Assisted vs Laparoscopic Radical Nephrectomy | Minimally Invasive Surgery | JAMA | The JAMA Network
腎切除術のケースでは、徐々にロボット支援手術が増えてきているものの、合併症等はあまり変わらず、コストや手術時間はロボット支援手術の方が悪いと言っている。

Robotic-Assisted vs Conventional Laparoscopic Surgery for Rectal Cancer | Colorectal Cancer | JAMA | The JAMA Network Robotic-Assisted vs Conventional Laparoscopic Surgery for Rectal Cancer | Colorectal Cancer | JAMA | The JAMA Network

また、直腸がんのケースでは、ロボット支援手術は術者の経験の影響が大きいことや、ロボット支援手術が従来の腹腔鏡下手術と比べアドバンテージはないと言っている。

これらの論文については、下記ニュースでもまとめられている。


このような論文は、黎明期ゆえの課題なのか、一般化が進んでも生じる課題なのか、判断は難しいが、患者・病院にとってメリットがなければ、ロボット支援手術に高い点数をつけることの合理性は乏しいと言わざるをえないだろう。次の改定で一気に厳しくなることは望ましくないが。難しい問題である。

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