医療、福祉に貢献するために

医療、福祉に貢献するために
~ 株式会社メディチュア Blog

2019/03/20

7対1で単価が低い病院は要注意

今朝、CBnewsに掲載いただいた記事は、やや強引な分析。

急性期の低単価病院は利益率が低い!? - CBnewsマネジメント 急性期の低単価病院は利益率が低い!? - CBnewsマネジメント
病床機能報告のデータを使って収益性を評価するという、妥当性に疑問符のつく内容。(とは言っても、これまでの分析結果などからある程度妥当だと思っているので記事に書いている。でたらめではない)

収入最大化を目指すのであれば、看護配置は「手厚くする」のが答えだろう。ただ、利益最大化を目指すのであれば、最適な配置や最適な診療内容があるのでは?というのが記事の主旨だ。

単価次第では人件費率が重荷になり、利益率が下がることを示唆している分析結果を載せた。そしたら、ちょうど良いタイミングで、昨日、WAMの17年度調査の結果についてCBnewsに記事が掲載されていた。


この記事にある7対1病院の病床規模別の表から、規模別の平均単価、利益率を計算すると、低単価では利益率がマイナス、高単価ではプラスになっていた(自分が示した結果と似た傾向!!!)。

自分の記事のタイトルに「!?」をつけたのは、言い切る自信がなかったからだ。でもWAMの記事を読んで、まったくの見当違いの内容ではなさそうでほっとした。

2019/03/19

個人的な印象の域を出なかった事象が明確になった

「保険者別の後発医薬品の使用割合」が下記に公表されている。
これまでマクロなデータがなかったために個人的印象の域を出なかったことだが、はっきりとした。医療関係、製薬関係がジェネリック率が低いと2015年9月に言及していた。


ちなみに、冒頭の厚労省のデータでざっくり確認したところ、企業健保では、ジェネリック率の下位20健保のうち17健保が医療・製薬関係。下位50健保では35健保が医療・製薬関係だった。自分の想像は間違っていなかったようだ。

さらに後発医薬品使用割合と所得の関係を見たのは下記の記事。よろしければあわせてどうぞ。
後発医薬品使用割合と所得の関係 - 株式会社メディチュア Blog

2019/03/14

生産性向上が問われる看護業務

今日の日経産業新聞、医療・介護最前線に福井大学医学部附属病院のPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)の話題が載っていた。興味深かったのは最後の段落。考え方を広げているらしい。
2011年の本格導入から8年、最近は看護師以外にPNSの考え方を広げている。看護助手や放射線技師とペアを組み、患者の情報やアレルギーに関わる知見を共有しながら医療行為に当たることで患者の負担軽減やミス防止に役立てている。
今後、診療報酬は、看護師の人数が問われるのではなく、より中身が問われる。このようなことを念頭に置くならば、このような生産性向上に対する取り組みは、間違いなく重要性が高まる(質の維持・向上は大前提)。飯塚病院のセル看護方式(セル看護が医療現場を救う 患者本位のカイゼン型経営 | 麻生 泰 |Amazon)など、要注目だ。

ちなみに、個人的には、このような取り組みをしている病院の看護配置の状況を確認して、他と差異はないかチェックするのが趣味だ。


2019/03/10

在宅医療の現状を垣間見る

以下、2017年人口動態調査を基に作成。それぞれ画像をクリックすると拡大できる。


2019/03/06

データから読み解く誤嚥性肺炎、心不全

日曜、日経新聞にコメントが掲載された。得意領域のデータ分析の観点から、マクロな動きをコメントした。
同じ観点で、疾患をマクロに見る・・・という流れで、誤嚥性肺炎を見たものが、今日のCBnewsに。
マクロなデータが示す誤嚥性肺炎の急性期医療の変化 - CBnewsマネジメント マクロなデータが示す誤嚥性肺炎の急性期医療の変化 - CBnewsマネジメント

今年1月には心不全も同様に記事にした。

退院・転院の難しい心不全患者の増加に備える - CBnewsマネジメント

疾患という切り口は、ネタに尽きないので、読み手が興味を持ってもらえるかどうか気にしなければ、いくらでもいける。ただ、読み手が愛想を尽かす前に、連載が終わってしまうと思うが・・・。そうなる前に、分析力の向上を図りたい。

2019/03/01

自分の生まれた町に


先月と今月、ある県のすべての医療圏で話をさせていただいているのだが、昨日はたまたま馴染みのある町での開催だった。

公私混同だが、開催時間より1時間以上早く現地に入ったので、祖父母の墓参りに。講演の前後で地域を見て回ることは珍しくないのだが、墓参りはめったにない。

ちなみに、その地元では、今日が中核病院の移転の日。入院患者の移送が8時半から始まっているはずだ。無事、終わって欲しい。

2019/02/26

「これから日本がどうなっていくか」の議論が地域でも求められる

興味深い。共有。

平成30年度第2回安房地域保健医療連携・地域医療構想調整会議の開催結果について(10月18日)/千葉県 平成30年度第2回安房地域保健医療連携・地域医療構想調整会議の開催結果について(10月18日)/千葉県

開催結果(議事録)を読むのが良いと思う。

印象的なところを抜粋。

2045年には15歳から65歳の人口が約65~70%減ります。30何%しか残らない。0~14歳の人口に関しては、70%を超えて減る地域があります。こういう地域の中で再編とかこういうリストラクチャリングをしないで、インフラが無駄なく効率的に機能するとは到底思えない訳です。そういうところを冷静に考えてやっていく必要があると思っています。 (https://www.pref.chiba.lg.jp/kf-awa/shingikai/iryousingikai/documents/kaisaikekka.pdf 10ページ上段)

これから日本がどうなっていくかという話を本気でやらないと、この地域はもうなくなります。 (同 10ページ 中段)

この「危機感」の共有が、前向きに働く地域は強いのではないだろうか。

2019/02/15

DPC算定病院以外の病院における、DPCデータの活用の参考にしていただければ・・・


帰宅したら、月刊保険診療が届いていた。今回も表紙裏に記事を載せていただいた。文章を書くのが得意ではないのに、このよな機会をいただき、本当にありがたい。(なお、もともと自分が書いた低レベルの文章は、編集の力で、別次元のクオリティになってます・・・)

2019/02/13

まだ読みきれてないけど・・・

まだエグゼクティブサマリーと気になったところを読んだくらいだが、おすすめなので、共有。

The Topol Review – NHS Health Education England


Eric Topol氏の3月に出る予定の本(アマゾン開いたら、去年の8月に予約してた)。

2019/02/07

機能評価係数Ⅱの最も高い病院の判断

公立豊岡病院(公立豊岡病院組合立 豊岡病院 Toyooka Hospital)は、11月1日から急性期一般入院料2になっていた。(夏に調べたときは入院料1だった)

許可病床518床の救命救急入院料もICUもNICUも算定している病院での判断である。ちなみに地域包括ケア病棟も緩和ケア病棟もある。そして2018年度のDPC機能評価係数Ⅱの最も高い病院でもある。

おそらく全国の病院はこの取り組みを参考にすべきだろう。

以下、公立豊岡病院に関するニュース記事を引用
神戸新聞NEXT|医療ニュース|「日本一忙しい」豊岡病院Dヘリ 初の出動2千件 神戸新聞NEXT|医療ニュース|「日本一忙しい」豊岡病院Dヘリ 初の出動2千件
神戸新聞NEXT|医療ニュース|出動件数日本一、兵庫のコード・ブルー 119番から医師接触まで18分 神戸新聞NEXT|医療ニュース|出動件数日本一、兵庫のコード・ブルー 119番から医師接触まで18分
豊岡病院:緩和ケア 末期がん患者、きょうから受け入れ /兵庫 - 毎日新聞 豊岡病院:緩和ケア 末期がん患者、きょうから受け入れ /兵庫 - 毎日新聞

2019/02/06

リハビリセラピストの分析

CBnewsにリハビリセラピストに関する分析の記事を掲載いただいた。

リハビリセラピストが足りない国公立・公的病院(上) - CBnewsマネジメント リハビリセラピストが足りない国公立・公的病院(上) - CBnewsマネジメント
この記事のアイデアはMMオフィス工藤氏からの依頼でデータ分析したことがきっかけだ。いくらデータがあっても、課題感を持ち合わせていなければ、宝の持ち腐れ。まだまだ、そういう見方をする力は足りない。

ちなみに、具体的な中身は記事をお読みいただきたいが、分析結果のボリュームが多すぎて、説明が雑になるのはよろしくないので、前編・後編に分けさせてもらった。(ネタに困って、2回分稼ぐ気満々!!なのですが、後編にも興味深いデータを示せるように努力します)

2019/02/05

よろしければ東洋経済を

週刊東洋経済にインタビュー記事が。
病院経営がわかるQ&A | 病院が消える | 特集 | 週刊東洋経済プラス

医療法、健康保険法などに基づいて、用語など細かく補足した内容はほぼほぼ割愛されているので、多少曖昧さがある点はご容赦いただきたい。(あくまでも素人向けの解説なので・・・)。

ちなみに病院経営について素人向けに話すのは、MMオフィス工藤氏から受け継いだ大東文化大学で「病院経営」の講義を担当しているのが良いトレーニングになっている。ありがたい機会だ。

2019/01/25

NDB活用の参考になれば・・・

手元に雑誌が届いたのはすっかり前のことだが、月刊保険診療に、短期連載2回目のNDBの活用方法に関する記事を掲載いただいた。

医学通信社 月刊/保険診療

NDBから白内障の眼内レンズ挿入術の実施状況を見ている。都道府県別・性年齢別で集計されたデータから、地域特性や疾患特性が分かる。あとは、課題・目的に応じて、内容を変えていけば、情報を得ることができる。

ちなみに記事のありかは表紙の裏側。目次では見つからないのでご留意を。

2019/01/24

心不全と消費税

1月、CBnewsに掲載いただいた記事2つ。

1つ目が心不全患者の分析。公開データから、心不全の病態が、病院によって違っているのでは?という仮説に基づいて、427病院分の病院情報の公表データで分析したもの。427病院は絞り込んだ結果なので、そもそも600病院くらい集めている。年齢、日数、経路。これらから病態を推測するので、ぼやけた情報しか得られないのは仕方ないが、母集団が大きくなれば傾向がはっきり見えてくるという、ある種「力技」の分析。

退院・転院の難しい心不全患者の増加に備える - CBnewsマネジメント 退院・転院の難しい心不全患者の増加に備える - CBnewsマネジメント

もうひとつは消費税について。病院個別の事情を示しても意味がないので、これまでの分科会資料の整理を通じて、見解をまとめた。裏側では、病院経営実態調査の分析をしていたのだが、集計データの分析には限界があり、記事に含めることは断念した。

消費税の抜本的な問題解決がなければ経営悪化は不可避 - CBnewsマネジメント 消費税の抜本的な問題解決がなければ経営悪化は不可避 - CBnewsマネジメント

作業の工数と記事のクオリティはまったく関係ないのが悩ましいところ。でも、今年は精一杯「無駄になるかもしれない努力」をしようと思っている・・・。

2019/01/11

県境越え、2時間ゆられる路線バスの旅

データ分析のための調査(旅行?)、終了。気になっていたエリアを回ることができた。

途中で見かけた伊能忠敬像
今回、路線バスで始発から終点まで2時間近く乗った。疲れた・・・。

像つながりで織田信長。これは年末、岐阜駅前で撮ったもの。

2019/01/04

本年もよろしくお願いいたします

伊豆半島とその右端にうっすら見える富士山
本年も、データ分析を通じて一層の価値を提供できるよう努力いたします。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...