2019/01/24

心不全と消費税

1月、CBnewsに掲載いただいた記事2つ。

1つ目が心不全患者の分析。公開データから、心不全の病態が、病院によって違っているのでは?という仮説に基づいて、427病院分の病院情報の公表データで分析したもの。427病院は絞り込んだ結果なので、そもそも600病院くらい集めている。年齢、日数、経路。これらから病態を推測するので、ぼやけた情報しか得られないのは仕方ないが、母集団が大きくなれば傾向がはっきり見えてくるという、ある種「力技」の分析。

退院・転院の難しい心不全患者の増加に備える - CBnewsマネジメント 退院・転院の難しい心不全患者の増加に備える - CBnewsマネジメント

もうひとつは消費税について。病院個別の事情を示しても意味がないので、これまでの分科会資料の整理を通じて、見解をまとめた。裏側では、病院経営実態調査の分析をしていたのだが、集計データの分析には限界があり、記事に含めることは断念した。

消費税の抜本的な問題解決がなければ経営悪化は不可避 - CBnewsマネジメント 消費税の抜本的な問題解決がなければ経営悪化は不可避 - CBnewsマネジメント

作業の工数と記事のクオリティはまったく関係ないのが悩ましいところ。でも、今年は精一杯「無駄になるかもしれない努力」をしようと思っている・・・。