2019/03/14

生産性向上が問われる看護業務

今日の日経産業新聞、医療・介護最前線に福井大学医学部附属病院のPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)の話題が載っていた。興味深かったのは最後の段落。考え方を広げているらしい。
2011年の本格導入から8年、最近は看護師以外にPNSの考え方を広げている。看護助手や放射線技師とペアを組み、患者の情報やアレルギーに関わる知見を共有しながら医療行為に当たることで患者の負担軽減やミス防止に役立てている。
今後、診療報酬は、看護師の人数が問われるのではなく、より中身が問われる。このようなことを念頭に置くならば、このような生産性向上に対する取り組みは、間違いなく重要性が高まる(質の維持・向上は大前提)。飯塚病院のセル看護方式(セル看護が医療現場を救う 患者本位のカイゼン型経営 | 麻生 泰 |Amazon)など、要注目だ。

ちなみに、個人的には、このような取り組みをしている病院の看護配置の状況を確認して、他と差異はないかチェックするのが趣味だ。